ENEOSは,イーレックスと大型バイオマス発電所に関して共同で事業化を検討することに合意し,環境アセスメントを開始すると発表した。
今回事業化を検討する発電所の設備出力は30万kWを予定しており,国内では最大,世界においても石炭火力など他エネルギー源からの転換を除けば,最大級のバイオマス発電所となる。建設用地はENEOSが所有する新潟サンライズゴルフコース(新潟県北蒲原郡)の一部を活用する計画で,使用するバイオマス燃料は,海外からの安価かつ安定供給が見込める燃料を検討する。
今後は,両社が培ってきたバイオマス発電に係る知見を活用して,2023年中の本工事着工,2026年度中の運開を目指し,共同で事業化検討を行っていく予定。(’20 12/2)