ENEOSは,岩谷産業,川崎重工業,関西電力,神戸製鋼所,東芝,トヨタ自動車,三井住友フィナンシャルグループ,三井物産とともに,水素分野におけるグローバルな連携や水素サプライチェーンの形成を推進する新たな団体「水素バリューチェーン推進協議会」の設立準備委員会に参画したと発表した。水素は地球温暖化対策において中心的な役割を果たすことが期待されているが,9社は業種横断的かつオープンな枠組みのもと,水素サプライチェーン全体を俯瞰し,水素の社会実装を推進するための組織が必要と認識し,新団体設立の具体的な検討を開始した。同協議会は,(1)水素バリューチェーン構築のため,横断的な取組を行う,(2)水素社会の実現のため,社会実装に向けた動きを加速する,(3)金融機関と連携し,資金供給の仕組みづくりを推進する ことを目的とする。2020年12月初旬の団体設立を目指す。(’20 11/4)
ケミカルリサイクル・ジャパン,油化ケミカルリサイクル装置の建設を開始
出光興産の子会社であるケミカルリサイクル・ジャパン(以下,CRJ)は,出光興産千葉事業所の隣接地にCRJの「市原事業所」を建設する。同所内に使用済みプラスチックを油化する,油化ケミカルリサイクル装置を建設し,使用済みプラスチックの再資源化を目指す。