2020年10月28日

ランクセス,複合材料の押出しブロー成形適用範囲を拡張

ブルカージャパン ナノ表面計測事業部
アーステック
安藤パラケミー
ドイツの特殊化学品メーカー,ランクセスは,押出しブロー成形の適用範囲を拡張し,連続繊維で強化された熱可塑性複合材「テペックス」も製造プロセスに統合することが可能となったと発表した。同社が行ったフィージビリティ調査で,ポリアミド6を用いた部品は,テペックスによる重負荷箇所への局所補強を施すと同時に,ブロー成形技術で製造できることが示された。これにより,部品の成形は短いサイクルタイムのワンステッププロセスとなる。また,テペックスの連続繊維にプラスチックが完全に含浸されるため,ブロー成形中の圧力によってしっかりと接合一体化される。

このプロセスはブロー成形される部品の,衝撃荷重や高圧のために高い機械的ストレスにさらされる箇所などの機械的性能を局所的に向上させるために使用することができる。また,車の躯体補強用の中空部など,ブロー成形による構造部品の製造に適している。広範囲でのテペックスの利用は、部品の壁厚を低減できるため,重量および材料の使用量を減らすことが可能になり得る。このような中空部品は,熱可塑材のみで構成されているためリサイクルしやすく,単一材料再生リサイクルのループを確立できるとしている。(’20 10/28)

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