2020年8月26日

三洋化成工業が潤滑性と消泡性を両立する水溶性加工油用合成基剤を開発

ブルカージャパン ナノ表面計測事業部
アーステック
安藤パラケミー

三洋化成工業は,低泡性でありながら潤滑性に優れた水溶性金属加工油用の合成基剤「ユーティリオールGA-15P」を開発したことを発表した。

水溶性金属加工油には,主にポリアルキレングリコール(PAG)タイプの水溶性ポリエーテルが基剤として使用されている。PAGは金属界面への浸透性,潤滑性に効果があり,同社の強みである界面制御,高分子設計,アルキレンオキサイド付加物(AOA)製造の3つの技術を駆使することで,水溶性金属加工油の特長を維持したまま潤滑性を大幅に向上した。また今まで課題であった潤滑性と低泡性を両立することで環境負荷低減,作業環境改善,冷却効率の向上などが期待出来る。

当面は自動車や精密機械の切削加工など難削材用の水溶性切削油基剤として販売を開始し,その後圧延,引き抜き,プレス,鍛造など水溶性金属加工全般に用途を拡大する。

同社では水溶性加工油用基剤は年間15,000tの需要と見ており,5年後には1,000tの販売を目指す。(’20 8/26)

アントンパール・ジャパン
メンテナンス・レジリエンスTOKYO 2021
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