ENEOSホールディングスとLuupは,電動・小型・一人乗りの電動マイクロモビリティの社会普及に向けて,協業を開始することを発表した。また、協業開始に先立ち、ENEOSホールディングスはENEOSイノベーションパートナーズを通じて、Luupへ資本参画した。
ENEOSホールディングスでは「持続可能なモビリティインフラ」をテーマに革新的事業の創出を目指している。一方、Luupは,マイクロモビリティのシェアリング事業を通して,日本に新しい短距離移動インフラを創ることを目指している。2019年度に開催されたENEOSホールディングスのアクセラレータープログラムにおいて,電動キックボードをはじめとする電動マイクロモビリティのシェアリングに関するLuupの事業提案が採択されて以降,両社は協業の検討を進めてきた。
今後の超高齢化社会において,ワンマイルの移動手段が不十分であることによる買い物難民や高齢者の自動車事故といった課題が予想され,それを解決する乗り物として電動マイクロモビリティが注目されている。この協業では,電動マイクロモビリティに関し,2023年をめどにシェアリングと最適なエネルギー供給体制の構築を行い,誰もが自由に移動できる社会の実現を目指していく。(’20 8/26)