2020年8月19日

出光興産とソーラーフロンティアがNEDOの太陽光発電関連事業に採択

アーステック

出光興産と子会社のソーラーフロンティア(以下SF)は,NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)が実施する「太陽光発電主力電源化推進技術開発」事業に共同研究として採択されたと発表した。

NEDOの「太陽光発電主力電源化推進技術開発/太陽光発電の新市場創造技術開発」事業は,太陽光発電の主力電源化推進を目的に従来の技術では太陽光発電の導入が進んでいない場所(重量制約のある屋根,建物壁面,移動体向けなど)に必要とされる性能を満たし,各市場の創出・拡大に資する技術を目指すもの。

出光興産は「フィルム型超軽量モジュール太陽電池の開発(重量制約のある屋根向け)」と「移動体用太陽電池向け超高効率ボトムセル開発(CIS)」の2件で2024年度までの5年間共同研究事業として採択された。新技術の開発は,100%子会社SFが生産・販売する「CIS太陽電池」(銅(Copper)・インジウム(Indium)・セレン(Selenium)を材料とする化合物系の太陽電池)技術を応用する。

またSFは「結晶シリコン及びCIS太陽電池モジュールの低環境負荷マテリアルリサイクル技術実証」が共同研究事業として採択された。

SFでは2010年から継続的にCIS薄膜太陽電池モジュールの全ての部材に関するリサイクル用途を明確にし,マテリアルリサイクル率を約90%まで向上させるめどをつけた。NEDOと2019年度の研究開発で確立した技術をより低コストで環境負荷の低いリサイクル技術へと進化させるもの。今後は宮崎県工業技術センターの清浄化技術,宮崎大学のマテリアルの用途開発との協働でリサイクル技術の開発を加速させる。(’20 8/19)

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