日本鉄鋼連盟は,2020年5月の鉄鋼生産を発表した。それによると銑鉄生産は,前年同月比32.7%減の440万4,000tで,3ヵ月連続の減少となった。粗鋼生産は,同31.8%減の591万6,000tで3ヵ月連続の減少。
炉別生産では,転炉鋼が同34.7%減の430万2,000tで3ヵ月連続の減少,電炉鋼が同22.6%減の161万5,000tで15ヵ月連続の減少となった。
鋼種別生産では,普通鋼が同27.6%減の47/15万3,000tで3ヵ月連続の減少,特殊鋼が同45.2%減の113万3,000tで18ヵ月連続の減少となった。
熱間圧延鋼材の生産は同30.2%減の518万2,000tで,23ヵ月連続の減少となった。うち,普通鋼熱間圧延鋼材は同25.7%減の429万3,000tで3ヵ月連続の減少,特殊鋼熱間圧延鋼材は同46.0%減の88万9,000tで17ヵ月連続の減少。(’20 7/15)