産業技術総合研究所(産総研)は,東京湾岸ゼロエミッションイノベーション協議会(ゼロエミベイ)が第1回総会をWeb会議を中心に開催し,約90の企業,大学,研究機関,行政機関などが参加したと発表した。同協議会は,政府の「革新的環境イノベーション戦略」に基づき,東京湾岸周辺エリアを世界に先駆けてゼロエミッション技術に係るイノベーションエリアとすることを目的として設立された。事務局は,産総研のゼロエミッション国際共同研究センター。
総会の開催にあわせて,同協議会の主な活動内容の1つである「東京湾岸周辺エリアに存在する企業,大学,研究機関,行政機関などの活動情報をプロットしたエリアマップの作成と世界への発信」を具体化したものとして,ゼロエミベイマップをゼロエミベイのウェブサイトで公開した。現在掲載している以外の会員についても順次,掲載を進め,積極的な情報発信を行っていく。さらに,ワーキンググループの設置等を通じて,会員間での連携を強化し,活動を本格化する。
同協議会では,引き続きゼロエミベイの趣旨に賛同し,東京湾岸エリアでゼロエミッションに向けた活動を行っている法人などを募集している。
ゼロエミベイマップ https://unit.aist.go.jp/gzr/zero_emission_bay/members.html (’20 7/15)