2020年6月3日

JXTGエネルギー,東大大学院農学生命科学研究科バイオマス・ショア寄附講座に参画

ニコットラボ 研究デザインラボ

JXTGエネルギーは,2020年4月1日から,東京大学大学院農学生命科学研究科に開設されている「バイオマス・ショア寄付講座」に対し,三菱ガス化学,三菱商事および日新商事と共同で寄附を行うことを発表した。

「バイオマス・ショア構想」は,大気中の二酸化炭素を削減しながら産業活動を行う社会を構築することを目標としている。具体的には,海洋深層水湧昇流のある砂漠海岸において,海洋深層水を淡水と高塩濃度海水に分離し,淡水で農業・緑化,高塩濃度海水で藻類を培養し,それぞれにおいて二酸化炭素を吸収させることで高付加価値な生産物を得るシステムを構築するものであり,このシステムには再生可能エネルギーを活用する考えである。

同講座は2016年に開設。三菱ガス化学が2018年4月に参画した第1期では,構想の基本コンセプトの構築,実施候補地の確認など,基盤づくりが実施された。2020年4月から開始の第2期では,構想の実現可能性が検証される予定。

JXTGエネルギーは,独自の発酵技術を用いて,天然色素であるカロテノイド生産性を高める研究開発を進め,アスタキサンチンやレアカロテノイドの商品化を達成した。高塩濃度海水で培養し得られる藻類に同社が扱うカロテノイド類も含まれることから,講座への寄附を決定した。(’20 6/3)

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