JXTGエネルギーは,フィンランドのスタートアップ企業Liikennevirta Oy(リイケネビルタ オユ,Virta(ビルタ)社)へ出資し,協業検討を開始したと発表した。
Virta社は,電気自動車(EV)へ遠隔制御でスマート充電する機能,EVユーザーの認証・決済機能等を統合したプラットフォーム「EV充電プラットフォーム」技術を有している。JXTGは,全国約13,000ヵ所のサービスステーションネットワークの強みを活かした新たなモビリティサービス事業の創出を目指しており,その一環としてEV関連サービスの検討を進めている。両社は主に,Virta社のクラウドベースのEV充電プラットフォームにより,EV充電の順序や速度を最適に制御するスマート充電や,太陽光や風力などの再生可能エネルギーからの出力を電力需要とバランスさせるための蓄電池として活用するなど,EVと再生可能エネルギーの連携について協業を検討する。(’20 4/22)