経済産業省は,次世代ヘルスケア産業協議会健康投資ワーキンググループにおいて,「健康経営優良法人認定制度」を行っている。同制度は,地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みのもとに,特に優良な健康経営を実践している企業等の法人を顕彰するもの。健康経営に取り組む優良な法人を「見える化」することで,従業員や求職者,関係企業や金融機関などから「従業員の健康管理を経営的な視点で考え,戦略的に取り組んでいる法人」として社会的に評価を受けることができる環境を整備することを目的としている。
第3回目となる今回は,大規模法人部門に出光興産,昭和シェル石油など820法人,中小規模法人部門に2503法人が認定された。
出光興産は,「健康管理の徹底」,「メンタルヘルス対策」,「健康増進企画」の3つを健康重点方針とし,人事部健康推進グループにて活動しており,3年連続の認定となる。これまで行ってきた集合研修でのメンタルヘルス教育に加え,全従業員が受講できるe-ラーニングの開設と受講促進に努め,ストレス関連疾患の発生予防に取りんでいる。
昭和シェル石油は,定期健康診断に基づく支援や,運動推奨プログラム,健康に関する研修会の実施など,社員の健康意識を高める活動を積極的に行っており,2年連続の認定となる。(’19 3/13)
「トライボロジー会議2024 秋 名護」開催される
日本トライボロジー学会(JAST)は2024年10月30日(水)~11月1日(金)の3日間,「トライボロジー会議2024 秋 名護」(実行委員長:澤江 義則 氏・九州大学)を開催した。