2019年2月13日

2018年12月の建設機械出荷金額統計および2018年累計

アーステック

 日本建設機械工業会がまとめた2018年12月の建設機械出荷金額統計(補給部品を含む総額)は,前年同月比8.2%増の2,359億円で,3ヵ月連続の増加となった。うち,内需は同12.6%増の834億円で3ヵ月連続の増加,外需は同5.9%増の1,525億円で3ヵ月連続の増加となった。内需について機種別に見ると,トラクタが同32.2%増の125億円,油圧ショベルが同19.7%増の236億円,ミニショベルが同0.8%増の77億円,建設用クレーンが同17.7%増の154億円,道路機械が同5.4%増の31億円,トンネル機械が1億円,基礎機械が同47.1%増の30億円,油圧ブレーカ圧砕機が同4.1%増の19億円,その他建設機械が同2.1%増の59億円と増加した。外需について機種別に見ると,トラクタが同12.2%増の160億円,油圧ショベルが同4.1%増の641億円,ミニショベルが同8.0%増の208億円,建設用クレーンが同0.2%増の55億円,基礎機械が同17.7%増の5億円,油圧ブレーカ圧砕機が1.0%増の8億円,補給部品が18.1%増の197億円と増加した。地域別に見ると,アジア,欧州,北米,中南米の4地域が増加した。

 また,2018年(1~12月)の建設機械出荷金額統計(補給部品を含む総額)は,前年比8.1%増の2兆7,590億円で,2年連続の増加となり,ピークだった2008年を超え過去最高となった。うち,内需は同5.4%減の9,633億円で2年ぶりの減少,外需は同17.1%増の1兆7,957億円で,2年連続の増加となった。内需について機種別に見ると,トラクタが同1.7%増の1,157億円,ミニショベルが同6.2%増の885億円,基礎機械が同9.7%増の429億円,油圧ブレーカ圧砕機が同2.1%増の204億円,その他建設機械が同6.0%増の700億円と増加した。外需について機種別に見ると,トラクタが同5.8%増の1,842億円,油圧ショベルが同22.9%増の7,582億円,ミニショベルが同9.9%増の2,256億円,建設用クレーンが同15.4%増の798億円,油圧ブレーカ圧砕機が同10.1%増の99億円,その他建設機械が同23.8%増の2,641億円,補給部品が16.2%増の2,341億円と増加した。(’19 2/13)

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