2019年2月6日

コスモ石油ルブリカンツ,CEPSAとの潤滑油事業提携に関する覚書締結

ブルカージャパン ナノ表面計測事業部
アーステック
2019年1月24日(木),コスモ石油(代表取締役社長:田中 俊一)の子会社のコスモ石油ルブリカンツ(代表取締役社長:砂野 義充)は,スペインの総合石油会社Compañía Española de Petróleos, S.A.U.(取締役最高経営責任者:Mr. Pedro Miró Roig,以下CEPSA)の子会社のCEPSA COMERCIAL PETRÓLEO, S.A.U.(代表者:Mr. Álvaro Díaz Bild)と,潤滑油事業における業務提携に関する覚書を締結したことを発表した。 同覚書は,2014年1月にコスモエネルギーホールディングス(代表取締役社長:桐山 浩)とCEPSAとの間で締結された石油関連事業に関する戦略的包括提携合意契約に基づいて締結されたもの。 コスモ石油ルブリカンツは潤滑油とグリースを専門に,研究開発から製造,販売,品質管理までの一貫したサプライチェーンを構築しており,長年にわたり培ってきた処方技術に基づき数多くの潤滑油とグリースを開発し,日本のみならず,北米・東南アジアを中心にグローバルでの供給体制を構築している。同提携では,コスモ石油ルブリカンツの処方技術と,CEPSAの欧州における製造・販売ネットワークを両社で共有し,新たな欧州での潤滑油製造・販売体制の構築,原材料の共同調達やOEM等の実現を目指す。
  • 覚書締結日:2019年1月23日
  • 締結者: コスモ石油ルブリカンツ 代表取締役社長 砂野 義充 CEPSA COMERCIAL PETRÓLEO, S.A.U. 常務取締役 Mr. Carlos Giner Monleon
  • 契約期間:5年間
  • 主な内容:
      • 潤滑油事業における技術情報の共有
      • 欧州における両社ブランドによる潤滑油製造・販売体制構築検討
      • 原材料の共同調達,OEM事業等の実施検討
  • 目的:両社における,各社の強みを活かした新たな市場への潤滑油事業拡大のため。コスモ石油ルブリカンツが持つ処方技術と,CEPSAが持つ欧州での製造・販売ネットワークを活用し,1社ではリーチできなかった市場へのアクセスを可能とする。
【CEPSA COMERCIAL PETRÓLEO, S.A.U.概要】
  • 本社所在地:Paseo de la Castellana, 259, Madrid, Spain
  • 代表者:Álvaro Díaz Bild
  • 株主構成:CEPSA 100%
【コスモ石油ルブリカンツ概要】
  • 本社所在地:東京都港区1-1-1 浜松町ビル
  • 代表者:代表取締役社長 砂野 義充
  • 設立:1987年
  • 資本金:16億2,000万円(2018年3月末現在)
  • 株主構成:コスモ石油 100%
  • 事業内容:
      • 潤滑油およびグリース類の研究開発・製造・販売
      • 石油関連商品の販売
      • 石油類の分析試験  (’19 2/6)
コスモ石油ルブリカンツ,CEPSAとの潤滑油事業提携に関する覚書締結

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