NTNは,風と太陽光を利用して発電する「NTNグリーンパワーステーション(旧称:NTNハイブリット街路灯)」4基を熊本県に寄贈した。熊本県立東陵高等学校,道の駅「あそ望の郷くぎの」,嘉島町ふれあいセンターの3ヵ所に計4基が設置され,平常時は街路灯,災害時は非常用電源として活用される。設置された3ヵ所はいずれも災害時の避難場所に指定されている。
同装置は,風力と太陽光の2つの自然エネルギーを活用する発電装置。LED照明が搭載されており,発電した電力を使用して夜間に照明が自動点灯する。独自の翼形状を持つ垂直軸風車の採用により,風切り音の発生を抑え,高い静粛性を特長としているため,公園や学校などの公共施設や商業施設などさまざまな場所で設置が可能。付属バッテリーは満充電状態で5日間分の照明用電力を賄い,独立電源型であるため,災害時や停電時は非常用電源としても使用することができる。
同社は,2018年3月1日に創業100周年を迎え,地域との共生に向けた施策の一環として,国内5地域に計17基の同装置を寄贈している。(’18 12/19)
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