ドイツ・ランクセス(LANXESS)はカナダのスタンダード・リチウム(Standard Lithium)社と,ランクセスのエルドラド拠点(米国,アーカンソー州)にて,かん水から電池グレードのリチウムを回収し商業生産を行うための共同開発を計画していると発表した。両社は現在,合弁会社の設立を検討,また,このプロジェクトの技術的,経済的フィージビリティ(実行可能性)を調査している。
エルドラド拠点は,臭素系製品を製造するためのプラントが稼働しており,臭素は同拠点で製造されるかん水から抽出される。このかん水には,リチウムも含まれている。スタンダード・リチウム社は,かん水から直接高純度のリチウムを抽出するプロセスを開発,同拠点の既存インフラの使用許可を受け,敷地内にパイロットプラントを建設し稼働する予定。(’18 12/5)
ケミカルリサイクル・ジャパン,「広域自治体における資源循環システム構築の実証事業」に参加
出光興産の子会社であるケミカルリサイクル・ジャパン(以下,CRJ)は,経済産業省の「2025年度 資源自律経済確立産官学連携加速化事業費(広域自治体における資源循環システムの構築に向けた実証事業)」に参加する。







