2018年12月5日

イグス,クリップベアリング用新材質「イグリデュールK230」を開発

アーステック

 イグスは,クリップベアリングおよびフランジベアリング用の材質として「イグリデュールK230」を開発し,ラインアップに加えた。同製品は抜群の弾力性や,耐薬品性,耐湿性を備えており,過酷な条件下でも大きな偏荷重に耐えられる。また,耐摩耗性においても既存材質の中で上位に入る性能であることが,同社の評価試験施設で確認された。130℃までの高温用途でも使用でき,自動車,包装機械,自動機などでクリップベアリングの採用が進むと見込んでいる。
 クリップベアリングは板金を貫通する軸に使用するもので,両端にフランジが付いており,取り付け後の板金固定に適している。大きな偏荷重がかかるため,高い弾性と堅牢性が求められている。(’18 12/5)

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