ジェイテクトは,従来よりも耐熱性,耐食性を向上させた「PPS(Polyphenylene Sulfideポリフェニレンスルファイド。合成樹脂の一種)保持器付き円筒ころ軸受」を開発した。
樹脂製保持器は,炭素鋼や黄銅等の金属製保持器と比較して,軸受の高機能化(軽量,低トルク,潤滑性向上)に貢献できる反面,従来のポリアミド材では耐熱性や耐食性に限界があり,高温油中で使用される油圧機器(ポンプやモーター)や冷媒ガスにさらされるコンプレッサなどでの使用が困難とされていた。新製品は,これらの環境下への適用と,高機能化を両立させた。油圧機器・コンプレッサなどへ採用することでコンポーネントの軽量,効率化に貢献する。(’18 8/1)
アマノ,地震前兆信号を時刻証明する事前防災システム構築へ,京都大学と共同研究を開始
アマノと,アマノのグループ会社であるアマノセキュアジャパンは,京都大学大学院情報学研究科 梅野 健 教授の研究グループと共同で,測位衛星で観測したデータあるいは京都大学に設置する電離層観測装置により電離圏および地殻変動などの地震前兆現象に関連する異常が発生した場合,アラート情報および根拠データ等にタイムスタンプを付与し,その真正性を証明する仕組みを構築するため,共同研究を開始した。








