ダイセル・エボニックは,PEEK樹脂「ベスタキープ」が,ケミテスの高機能プラスチック製高速クロマトグラフィー用のカラム管に採用されたと発表した。
高速液体クロマトグラフィー分析は,技術の向上により従来のステンレススチール製カラムから溶出する金属イオンやカラム管への成分の吸着が問題視されるようになったが,同樹脂製のカラムを使用することにより,汚染を防ぐことが可能となる。さらに,同樹脂製のカラムは,測定中に35MPaという高圧の有機溶媒が通過してもカラム本体が変形しない高い剛性を保持する。
従来のPEEK製カラムは押出成形後に切削工程を経て製造していしたが,同樹脂を射出成形することにより,大幅な生産性の向上を実現した。(’18 7/18)
「8th TTRF-TAIHO International Symposium on Automotive Tribology 2025」開催される
大豊工業トライボロジー研究財団(TAIHO KOGYO TRIBOLOGY RESEACH FOUDATION:TTRF)と大豊工業は共催で「8th TTRF-TAIHO International Symposium on Automotive Tribology 2025」を2025年4月16日(水),ウインク愛知(名古屋市中村区)で開催,トライボロジーに関連する大学・研究機関や自動車関連企業のエンジニア174名が参加した。