2018年4月11日

リオン,ニュートリノ観測装置「スーパーカミオカンデ」に生物粒子計数器を設置

アーステック

 リオンは,水中の生物粒子と非生物粒子を瞬時に見分け,細菌などの生物粒子をリアルタイムかつ連続的に計測できる「生物粒子計数器」を,世界最大の地下ニュートリノ観測装置「スーパーカミオカンデ」に設置した。
 スーパーカミオカンデ検出器のタンクは,5万tの超純水で満たされている。タンク内の水はニュートリノ検出性能を保つため常に循環精製されており,1mLあたり0.1μm以上のごみは100個以下に抑えられている。この超純水のなかで蛍光菌を中心としたバクテリアが光の透過率へどう影響を与えるのか,また,深層毎で菌層がどのように検出されるかを検知するために「生物粒子計数器」を使用した実証実験が2018年1月にスタートした。(’18 4/11)

Related Posts

日本機械学会,2024年度「機械の状態監視と診断技術 基礎・実践ノウハウと応用例・規格」をオンラインで開催

日本機械学会は,講習会「グローバル技術者必須!! 機械の状態監視と診断技術 基礎・実践ノウハウと応用例・規格(初心者向け,初中級者向け)」を,2024年5月24日(金)(初心者向け),7月5日(金)(初中級向け)にZoomウェビナーを使用したオンラインで開催する。

Share This