2018年1月24日

ニプロ・慶應義塾大学,DLC成膜技術の開発に成功

アーステック
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 ニプロは,慶應義塾大学 理工学部・鈴木 哲也 教授との共同開発により,ガラス表面へのダイヤモンドライクカーボン(DLC)の成膜技術を開発した。DLCとは,人体に多く含まれ,生体組織から異物として認識されにくいという性質をもつ炭素の同素体で,高撥水性,低摩擦性,高生体適合性,抗血栓性といった特性がある。鈴木研究室では以前より,プラスチックや金属などさまざまな材料の表面にDLCを成膜する技術を開発しており,医療機器であるステントや人工心臓等でDLCを活用する研究を進めている。今回,同社と鈴木研究室は,これらの技術を活用してガラス表面にDLCを成膜することに成功した。
 DLCを成膜したガラス表面は,ガラス本来の性質とは異なり,DLC特有の低摩擦性および高い撥水性を示すことが確認できた。同社は,これらの成膜技術を応用し,医薬用ガラス包装容器(バイアル,シリンジ,カートリッジ等)の内面にDLCを成膜することで,複雑な分子構造を持つバイオ医薬品等への影響を抑制し,低リスクで画期的な医薬用ガラス包装容器の商品企画開発を目指す。(’18 1/24)

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