JXTGエネルギーは,現在「ENEOS・エッソ・モービル・ゼネラル」ブランド(商標)で全国展開しているサービスステーション(SS)を「ENEOS」に統一すると2017年9月に発表したが,今回,SSブランドの統一に関わるスケジュールおよび施策を決定した。
- SSブランドの統一時期
2019年7月をもってすべてのSSをENEOSブランドに統一する。これに向け,2018年10月から看板・塗装工事に順次着手し,2019年6月末までに完了する予定。 - クレジットカードの相互乗り入れ
ENEOSおよびエッソ・モービル・ゼネラルのSSにてそれぞれ発券しているクレジットカードについて,個人向けカードは2018年10月から,法人・団体向けカードは2019年4月からSSブランドに関係なく,それぞれのカードに付帯する各種特典が適用される。
- セルフSSブランド「EneJet(エネジェット)」の展開
エッソ・モービル・ゼネラルのSSにて展開してきた「Express」のコンセプトや機能を引き継ぎつつ,新会社の新たなセルフSSブランドとして「EneJet(画像1)」を開発し,ブランドの統一工事が始まる2018年10月から展開予定。ロゴは,ENEOSのセルフSSで使用されているブルーを採用することで親和性を図ると共に,「新しさ」を強調した。
- 非接触決済ツール「EneKey(エネキー)」の展開
セルフSSでの給油を素早く,簡単にするための決済手段として,エッソ・モービル・ゼネラルのセルフSS「Express」で展開してきた「Speedpass」に代わる新たな非接触決済ツール「EneKey(画像2)」を開発し,SSブランドが統一される2019年7月から展開予定。シンボルマークはENEOSのブランド色の円に「E」の文字を重ね,鍵の形をイメージしている。 (’18 1/24)