2017年9月13日~15日の3日間,第25回フルードパワー国際見本市「IFPEX 2017」(主催:日本フルードパワー工業会,フジサンケイビジネスアイ)が東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された。
本展は1963年に第1回を開催以来,日本で唯一のフルードパワー技術(油圧・空気圧・水圧)専門の見本市で3年に1度開催している。
油圧・空圧・水圧の機器・システムの展示のほか,岡田商事がパノリン社の生分解性潤滑油,フィルトレーション関連ではRMFジャパン,大生工業,ハイダック,ヤマシンフィルタが,状態監視・潤滑油分析機器ではナブテスコ,ベックマン・コールターなどの企業が出展した。
講演会・セミナーでは,ジヤトコの野武 久雄 氏が9月13日に「新型ワイドレンジ副変速機付CVTの油圧システムについて」と題して環境対応や燃費向上だけでなく運転性の向上が求められるCVT効率油圧システムの開発について講演した。
9月15日には「フルードパワーを活用したロボットセミナー」,出展社ワークショップでは油研工業による「油圧技術の変遷と適用例」など数多くの講演やセミナーが行われた。
総出展社数は133社・団体・研究室で3日間の来場者は42,799名だった。(’17 10/11)
アマノ,地震前兆信号を時刻証明する事前防災システム構築へ,京都大学と共同研究を開始
アマノと,アマノのグループ会社であるアマノセキュアジャパンは,京都大学大学院情報学研究科 梅野 健 教授の研究グループと共同で,測位衛星で観測したデータあるいは京都大学に設置する電離層観測装置により電離圏および地殻変動などの地震前兆現象に関連する異常が発生した場合,アラート情報および根拠データ等にタイムスタンプを付与し,その真正性を証明する仕組みを構築するため,共同研究を開始した。








