2017年5月17日

NTN,「自動車用ULTAGE円すいころ軸受」を開発

アーステック

 NTNは,軸受内部設計の最適化により,世界最高水準の高負荷容量と高速回転性能を実現した「自動車用ULTAGE(アルテージ)円すいころ軸受」を開発した。
 同製品は,大形円すいころ軸受で採用した,転がり疲労寿命を最大化する円すいころ形状の最適設計技術を新たに小形シリーズ向けに改良適用することで,高負荷や偏荷重が作用する場合においても転動体(ころ)と軌道輪(内外輪)の接触面圧を均一に形成でき,軸受の潜在寿命を最大限まで引き出すことに成功。従来品比で1.3倍の高負荷容量を実現し,軸受定格寿命は同2.5倍以上に向上した。また,ころと内輪および保持器とのすべり接触部も形状を最適化することで許容回転速度が約10%向上した。さらに,同社独自の特殊熱処理加工を組み合わせることで,耐焼付き性に優れ,軸受定格寿命を同3.8倍以上に向上させた,異物混入など過酷な潤滑条件にも対応できる高機能タイプも開発した。
 同社は,自動車用途にニーズの高い軸受外径150mm以下の小形円すいころ軸受シリーズを同製品に置き換え,グローバルで拡販する。なお,同製品は2017年5月24日(水)~26日(金),パシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展2017」に出展される。(’17 5/17)

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