日本建設機械工業会がまとめ2017年2月の建設機械出荷金額統計(補給部品を含む総額)は,前年同月比10.7%増の2,052億円で,4ヵ月連続の増加となった。うち,内需は同5.3%増の802億円で3ヵ月連続の増加,輸出は同14.4%増の1,250億円で4ヵ月連続の増加となった。内需について機種別に見ると,油圧ショベルが同7.9%増の213億円,ミニショベルが同1.7%増の63億円,建設用クレーンが同0.8%増の182億円,道路機械が同13.8%増の29億円,トンネル機械が同8.4%増の2億円,基礎機械が同58.5%増の43億円,油圧ブレーカ圧砕機が同9.6%増の16億円,その他建設機械が同14.2%増の59億円と増加したが,他の2機種と補給部品が減少した。外需について機種別に見ると,トラクタが同24.3%増の156億円,油圧ショベルが同12.9%増の490億円,ミニショベルが同8.6%増の174億円,道路機械が同44.0%増の34億円,油圧ブレーカ圧砕機が10.4%増の8億円,その他建設機械が同40.0%増の170億円,補給部品が29.1%増の149億円と増加したが,他の3機種が減少した。地域別に見ると,アジア,中国,オセアニア,アフリカ,中南米の5地域が増加した。(’17 4/12)
自動車のトライボロジーに関するシンポジウムセッション開催される ~「トライボロジー会議 2024 秋 名護」で添加剤技術研究会と自動車のトライボロジー研究会が共同開催~
日本トライボロジー学会の「添加剤技術研究会」(主査:佐藤 剛久 氏)と「自動車のトライボロジー研究会」(主査:遠山 護 氏・豊田中央研究所)は,2024年10月30日(水),「トライボロジー会議 2024 秋 名護」で「電動車用潤滑油最前線―EV,HEV用潤滑油の現状と今後の展開―」と「カーボンニュートラルに挑む自動車のトライボロジー技術の最前線」のシンポジウムセッションを共同で開催した。