SKFは,自動車サスペンション向けにより高い耐久性,向上された快適性と,騒音と振動の低減を提供するように設計された新製品を発表した。
同製品は,頑丈で実績のあるメインサスペンションベアリングユニット(MSBU)技術を駆使し,軸受ワッシャーに機械的・化学的に結合したポリマースプリングが組み込まれている。
スプリングインシュレータは,スプリングから軸受を通して車内に伝わる振動を減衰し,自動車のサスペンションシステムにおいて重要な役割を果たしている。従来型のスプリングインシュレータは,MBSUとは別に設置されているが,インシュレータと軸受の間に土や汚染物が侵入することによりインシュレータが損傷を受けやすいため,この方法では車両のサスペンションに潜在的な不良箇所を引き起こす課題があった。
同製品は,高強度の化学的結合を用いてスプリングを軸受に接続し,軸受とスプリングインシュレータを1つの部品として構成することで弱点を排除し,軸受形状の最適化により,2つの構成要素の確実な機械的接続を確保している。また,サスペンションシステムで必要とされる部品数を削減し,組み立てを簡略化することで総サスペンションコストを抑えた。スプリング部材に選定される材料は,アプリケーションの詳細な必須要件に合うように適応させることが可能で,幅広い材料オプションを用意している。(’16 12/14)
自動車のトライボロジーに関するシンポジウムセッション開催される ~「トライボロジー会議 2024 秋 名護」で添加剤技術研究会と自動車のトライボロジー研究会が共同開催~
日本トライボロジー学会の「添加剤技術研究会」(主査:佐藤 剛久 氏)と「自動車のトライボロジー研究会」(主査:遠山 護 氏・豊田中央研究所)は,2024年10月30日(水),「トライボロジー会議 2024 秋 名護」で「電動車用潤滑油最前線―EV,HEV用潤滑油の現状と今後の展開―」と「カーボンニュートラルに挑む自動車のトライボロジー技術の最前線」のシンポジウムセッションを共同で開催した。