国土交通省は下水道膜処理技術会を設置し,新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と協力して下水処理への膜技術の普及を目指すことを確認した。2010年3月までに国交省,NEDOそれぞれの実証を検証する。国交省は既存処理場の膜分離活性汚泥法(MBR)への改築,NEDOは排水リサイクル実証を計画している。MBRは日本発の技術ながら,国内での導入は10件。国内で膜処理が普及すれば,膜メーカーにとって大きなビジネスになる。(’09 12/9)
ケミカルリサイクル・ジャパン,油化ケミカルリサイクル装置の建設を開始
出光興産の子会社であるケミカルリサイクル・ジャパン(以下,CRJ)は,出光興産千葉事業所の隣接地にCRJの「市原事業所」を建設する。同所内に使用済みプラスチックを油化する,油化ケミカルリサイクル装置を建設し,使用済みプラスチックの再資源化を目指す。