ENEOSは,Dr.Driveセルフ荻窪店(東京都杉並区)において,業界初の取り組みとなる非接触POSの導入をはじめ,リモート接客およびデジタルサイネージといったサービスステーション(SS)における新デジタル技術サービスの実証実験を開始することを発表した。
非接触POSは,空中ディスプレイ+赤外線センサー一体型と,赤外線センサー後付け外設端末の2種類を用意。一体型は,空中にバーチャルPOS画面を映出し,赤外線センサーと組み合わせる。後付け外設端末は,画面上に赤外線センサーを設置する。共に画面を触れずに注文が可能となっている。リモート接客は,エネオスカードやENEOSでんき入会の際,SS店内のブースに案内し,リモートオペレーターが入会手続きサポートを行う。またデジタルサイネージの導入により,効率的,効果的な告知,告知物交換作業の削減で省力化,ポスターや看板等の廃棄物削減を見込む。
これらの取り組みは,新型コロナウイルスの感染拡大を受けてさらに高まる「非接触」や「非対面」といった顧客のニーズや,恒常的な人手不足の解消という運営店のニーズへ対応することを目的としている。(’21 8/18)