2019年10月23日

日本ケミカルズ販売,自動車用潤滑油のセミナーを開催

アーステック
メンテナンス・レジリエンスTOKYO 2025
'25 7/23~25
メンテナンス・レジリエンスTOKYO2025
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日本ケミカルズ販売は,2019年11月28日(木)ザ ランドマークスクエアトーキョー(東京都港区)で,潤滑油技術セミナー「自動車用潤滑油の低粘度化と合成油技術動向」を開催する。

 自動車の高性能化や省資源,環境負荷低減のため潤滑油の性能向上の要求は一段と増している。エンジンオイルやギヤーオイルなどの低粘度化の要望は強く,温度変化による粘度変化を小さくすることが望まれる。

 温度による粘度変化を小さくするために潤滑油に粘度指数向上剤VII(Viscosity Index Improver)が添加されることが多いが,PAOは鉱油に近い組成でありながら,不純物である硫黄分を含まず,温度が変化しても粘度を保ち続けるという特長がある。優れた粘度特性を持つPAOであるが,異性化があり,容積が大きいという性質もある。同セミナーでは新たに開発した低粘度を目指したメタロセン触媒を用いPAOの性能の改善を行ったmPAOを紹介し,VIIとmPAOの低粘度エンジンオイルによる寿命延長効果や弾性流体潤滑(EHL)条件下における油膜の挙動などを比較し,説明する。

 当日はセミナー終了後に懇親会を予定している。セミナーの概要は以下の通り。

  • 日時:2019年11月28日(木) 13:30~17:00(13:00受付開始),懇親会17:30~19:30
  • 会場:ザ ランドマークスクエアトーキョー 30F LOTUS(東京都港区高輪3-13-3 シナガワグース内。JR・京急線品川駅高輪口より徒歩1分)
  • プログラム
    1. 化学合成油の特性と自動車・工業用潤滑油の高性能化への応用
       濱地 達也 氏(エクソンモービル・ジャパン)
    2. アジア市場における自動車エンジンオイルの動向およびガソリン・ディーゼルエンジン油の最新規格
       山本 卓也 氏,松本 駿亮 氏(インフィニアムジャパン)
    3. 特別講演:メタロセン触媒を用いたポリαオレフィン合成油における剪断劣化を受けたEHL条件下の油膜の観察
       里永 憲昭 氏(崇城大学)
    4. 石炭からの新合成基油CTLとは?
       奥田 直史 氏(日本ケミカルズ販売)
  • 問い合わせ:日本ケミカルズ販売 営業部
     TEL 03-3719-0366  FAX 03-3791-1752  (’19 10/23)

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