2026年10月28日

サンノプコ,先端電子部品向けセラミックス微粒子用分散剤を開発

三洋貿易
2026洗浄総合展
SURTECH 2026
ニコットラボ 研究デザインラボ

三洋化成工業の子会社であるサンノプコは,積層セラミックコンデンサ(MLCC)をはじめとする先端電子部品向けに,ナノメートル領域(ナノレベル)までの微粒子化と高分散化を実現するセラミックス微粒子用水系分散剤を開発した。

同製品は,最先端MLCCの高容量化を実現するために進む誘電体層の超薄層化に対応し,セラミックス製造の前工程で行われる湿式粉砕・スラリー調製工程において,酸化チタンやチタン酸バリウムなどのセラミックス粒子の解砕を促進し,再凝集を抑制する。これにより,従来の分散剤では対応が難しかったナノ領域の分散課題を克服し,高濃度スラリーにおいても粘度上昇を抑えた安定したスラリー調製を実現する。また,同製品群には微粒子分散性に加え,低温分解性を備えた開発品も含まれており,有機成分の除去を支援することで,品質の向上や工程の効率化,エネルギーコスト削減にも貢献する。さらに,水系・溶剤系の分散剤に加え,バインダー,消泡剤,離型剤などの各種添加剤を組み合わせることで,セラミックス製造プロセス全体に対するソリューション提案が可能。(’26 10/28)

Related Posts

出光興産,グループ内で使用済みプラスチック由来の油からナフサまでの一貫製造を実現

出光興産,グループ内で使用済みプラスチック由来の油からナフサまでの一貫製造を実現

出光興産と子会社の出光ケミカルリサイクル・ジャパン (以下,CRJ)は,CRJ市原事業所の油化ケミカルリサイクル設備で生産したケミカルリサイクル油(使用済みプラスチックを油化して生産した軽質原油相当の油。以下,CR油)を,出光興産千葉事業所の石油精製装置で処理し,CR油からナフサを製造した。

Share This