日本精工(NSK)は,潤滑油供給能力を高めた潤滑ユニット「NSK K1-L™」を搭載したローラガイドの販売を開始した。従来はボールガイド向けに展開していた同ユニットの適用対象を,高剛性・高負荷容量が特長のローラガイドへ拡大し,長期にわたる潤滑メンテナンスフリー化に貢献する。2028年には年間5億円の売上を目指す方針。
同ユニットは,工場のスマートファクトリー化に伴う省人化や,高負荷かつ高い信頼性が求められる用途における潤滑メンテナンスフリー化へのニーズの高まりを受けて開発された。油と樹脂の一体成形品で,多量に含有した潤滑油が徐々に染み出す構造を持つ。従来品「NSK K1™」と比べて潤滑油供給期間を約2倍に延長しており,使用開始から再給脂作業までの期間を大幅に延ばすことができる。
同社は,ローラガイド特有の広い軌道面に対して,独自のトライボロジー技術と解析技術を組み合わせることで最適な形状の潤滑ユニットを開発し,長期間にわたる安定した潤滑を実現した。
なお,同製品は2026年10月26日〜31日に東京ビッグサイトで開催される「JIMTOF2026(第33回日本国際工作機械見本市)」に出展される予定である。(’26 10/21)













