高橋金属は,工業用アルカリ性電解水生成装置の新シリーズとして,非鉄金属用アルカリ性電解水生成装置「アルミーズ」(Almieez)を開発した。
同製品は,内蔵pHセンサーで生成水のpHを常時監視し,設定pHに対して動的フィードバック制御を行う。これにより,設定値に対して±0.1の精度でアルカリ性電解水を安定生成する。内蔵pHセンサーを使用しない場合でも,電解条件の安定制御により初期設定値を維持する方向で運転し,必要に応じてタッチパネルから電解条件を補正可能。また,電解電流制御方式と電源回路を一新し,装置全体の消費電力を削減。原水水質,設定pH,生成流量バランスなどの条件により効果は変動するが,同社従来機種と比較して最大約50%の省エネ効果が期待できる。
従来機種では,アルカリ性電解水生成する際に,同量の中性排水を排出していたが,同製品ではpH安定化制御により中性排水量を抑制し,弱アルカリ性電解水生成時(pH8.0~10.0)に中性排水量を最大約70%削減する。また,一般的な水道水を原水とする場合,電解質を使用せずにpH8.0~10.5のアルカリ性電解水を生成可能。洗浄ワークへの残留成分を抑え,電解質薬品の使用量削減にもつながる。さらにオプションの電解質添加ポンプを使用し,炭酸カリウムや炭酸ナトリウムなどを原水に添加することで,pH12程度の強アルカリ性電解水も生成可能となる。
同製品は,非鉄金属部品の洗浄工程に向けた新製品として,2026年9月より受注を開始した。(’26 9/30)













