2026年7月22日

NTN,省エネルギー性能でBEVの電費を改善するハブベアリングを開発

三洋貿易
2026洗浄総合展
SURTECH 2026
ニコットラボ 研究デザインラボ

NTNは,BEV(電気自動車)やHEV(ハイブリッド車),FCV(燃料電池車)などxEV(電動車両)の省エネルギー化に向けて,従来から有していた世界最高水準の低フリクション(摩擦)性能をさらに向上させ,回転フリクションを従来品比で約66%低減したハブベアリングを開発した。これにより,BEVでは電費が0.76%改善し,1回の充電あたりの航続距離を2.2km延長する効果が期待される。

同製品は,シール構造を見直すことで,低フリクション性能と高い耐泥水性能の両立を実現した。ハブベアリングのシールは,泥や水,埃などの異物が軸受内部に侵入することを防ぐ重要な役割を担う一方で,耐泥水性を確保するためには,シールと軸受を接触させる必要があり,この接触がフリクション増加の要因となっている。同製品は,従来シリーズで採用してきたシールと軸受の接触部(リップおよび摺動面)への特殊な表面処理や,ラビリンス構造(すきま)の最適配置によるリップ枚数削減,専用グリースの適用に加え,リップによる反力を抑える新設計を採用。これにより,高い耐泥水性を維持しながら,シールと軸受との接触抵抗を大幅に低減させることに成功している。(’26 7/22)

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