ダウ・東レは,樹脂・金属などの基材にコーティングまたは接着され,分離が難しいシリコーンを化学的に分解・除去することで,基材のリサイクルを可能にする技術ソリューションの提供を開始した。
自動車部品のリサイクル比率向上は業界全体の重要課題であり,なかでもエアバッグはナイロンやポリエステル樹脂基材にシリコーンがコーティングされていることから,基材の再資源化に向けたシリコーン分解・除去技術の確立が求められている。同社は,シリコーンのグローバルリーダーとして培った知見と技術力を生かし,洗浄剤メーカーである武蔵テクノケミカルとの協業により,樹脂基材を傷めることなくシリコーンを選択的に溶解・化学分解し,残渣を抑えながら高い除去率を実現する新規洗浄剤「SKYCLEAN MX-5500」を開発した。
現在,同製品を用いてシリコーンが使用される自動車部品を中心に,基材リサイクルの実用化を見据えた評価を進めており,今後,同技術の活用により自動車用途に加えて,シリコーン除去が求められる多様な樹脂基材・用途への展開を進める予定。(’26 6/17)









