2025年10月8日

東レとT2,自動運転トラックによる石油化学品輸送の実証開始

東レとT2は,関東-関西の高速道路一部区間で,自動運転トラックによる幹線輸送の実証を開始した。

トラックドライバーの不足が深刻な問題となる中,同実証では,東レ製品の輸送にT2の自動運転トラックを導入し,持続可能な物流体制が構築できるかを検証する。運行区間は東名高速道路の綾瀬スマートIC(神奈川県)から新名神高速道路の茨木千提寺IC(大阪府)までの約440kmを設定し,2025年9月16日~2026年4月までに計4回の実証を計画している。

T2では,2027年からのレベル4自動運転トラックによる幹線輸送の開始を目指し,2025年7月より,レベル2自動運転トラックによる商用運行を始めており,同実証でも同様にレベル2自動運転で,東レ千葉工場から関西の物流拠点である澁澤倉庫(株) 茨木営業所までの区間で,東レ製品のABS樹脂「トヨラック」を輸送する。

さらに同実証では,T2が石油業界7社と合意したカーボンニュートラル燃料の利用拡大を目指す枠組みを活用し,低炭素燃料である,軽油にバイオディーゼル燃料を5%未満混ぜた「B5軽油」を宇佐美鉱油および三和エナジーから,廃食油や廃動植物油脂を主な原料とし,CO₂排出量を実質100%削減可能な次世代の軽油代替燃料として期待される「リニューアブルディーゼル燃料」を伊藤忠エネクスから,供給を受ける。この取り組みは,東京都による「GX関連産業創出へ向けた早期社会実装化支援事業」に採択され,T2が東京都から支援を受けながら,2025年より上記の燃料を試験的に使用し,給油オペレーションの改善活動につなげていく。(’25 10/8)

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