2025年4月16日

ENEOS,「持続可能な航空燃料(SAF)の製造・供給体制構築支援事業」に採択

アーステック

ENEOSは,経済産業省が公募した,持続可能な航空燃料(Sustainable Aviation Fuel,以下,SAF)の製造・供給拡大に向けた取り組みを支援する「持続可能な航空燃料(SAF)の製造・供給体制構築事業」に採択されたことを発表した。

今回採択された取り組みは,同社和歌山製造所における大規模なSAFの製造設備導入・既存設備の改造を実施するものとなる。同検討対象の設備では,廃食油,獣脂といった廃棄物や副産物などを主な原料として,2028年度以降に約30万t(40万kL)のSAFを中心に,一部ナフサや軽油留分の製造を想定している。

同社は今後,経済産業省の補助金を活用し,国内における競争力の高いSAFの量産供給体制の早期構築を目指すと共に,航空業界をはじめとした社会の脱炭素化へ貢献していく。(’25 4/16)

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