出光興産が開発・製造する無リン無灰ディーゼルエンジンオイル「idemitsu AshFree」が,脱炭素社会の促進に貢献する製品として,「川崎CNブランド」に認定された。潤滑油が同ブランドに認定されるのは初めてとなる。同製品は,神奈川県川崎市に本社を置く出光ルブテクノ京浜事業所で製造されており,製品ライフサイクルにおいて,従来のディーゼルエンジンオイルと比較して,CO₂排出量を約60%削減できる点が評価された。
同製品の使用によりトラック等の排ガス浄化装置「DPF」の再生回数や交換頻度を低減し,車両から排出されるCO₂を削減する。また,製造を担う出光ルブテクノ京浜事業所では,同製品の製品に必要な電力に,実質再生可能エネルギー100%由来の電力を使用している。(’25 1/15)