日本ロボット工業会が発表した2024年7~9月期の産業用ロボット出荷実績(会員ベース)は,前年同期比10.3%減の4万3,283台で,7四半期連続の減少となった。出荷額は同5.8%減の1,810億円で,6四半期連続の減少。
国内出荷台数は同11.2%増の1万924台で,6四半期ぶりの増加,出荷額は同9.7%増の502億円で,3四半期ぶりの増加だった。うち電気機械製造業向けの出荷台数が同8.3%増の3,380台で,5四半期ぶりの増加,出荷額は同2.3%減の150億円で,5四半期連続の減少,自動車製造業向けの出荷台数が同21.2%増の3,573台で,2四半期連続の増加,出荷額は同23.8%増の163億円で,2四半期連続の増加。
輸出台数は同15.8%減の3万2,359台で,7四半期連続の減少,輸出額は同10.6%減の1,308億円で,6四半期連続の減少だった。うち電子部品実装用が同21.1%増の3,331台で,2四半期連続の増加,輸出額は同19.2%増の527億円で,2四半期連続の増加,溶接用が同19.2%減の7,779台で,4四半期連続の減少,輸出額は同22.7%減の195億円で,4四半期連続の減少だった。(’24 11/20)