JXTGエネルギーは,全国のサービスステーションで販売するガソリンエンジンオイル(ENEOSオイル)を,最新の国際規格に適合するラインアップに切り替える。10年ぶりに更新される最新の国際規格(API / SP,ILSAC / GF-6)は,従来規格比1%以上の省燃費性能の向上やエンジンの異常燃焼対策・摩耗対策の強化などが要求される。
また,最新規格の認証取得とともに,商品ブランドを一新し,「ENEOS X(エネオス エックス)シリーズ」を展開する。最上位となる100%化学合成油グレードである「ENEOS X PRIME(エネオス エックス プライム)」は,昨今の自動車市場のトレンドを踏まえ,ハイブリッド車やダウンサイジングターボ車への対応を特に重視。また,日本市場のあらゆる車種に対応する粘度グレードを設定し,最新のエコカーにも対応する。部分合成油グレードである「ENEOS X」は,部分合成油を使用することで,高い性能とコストパフォーマンスの両立を達成する。2020年7月より順次,全国のサービスステーション店頭で販売を開始する予定。(’20 4/15)