全国工作油剤工業組合(全工油)は2024年5月29日(水),都内で「第51回通常総会」を開催した。総会では,2023年度の事業報告・決算報告,2024年度の事業計画案について審議し,承認可決された。
また,総会後は永井 岳彦 氏(経済産業省 資源エネルギー庁 資源・燃料部燃料供給基盤整備課長)などを来賓に招き懇親会が行われた。
懇親会冒頭の挨拶で,四元 大計視 理事長(タイユ 会長)(写真)は,「自動車のEV化が少し方向転換し内燃機関が盛り返してきている雰囲気があるものの,戦争や米中の対立による原料価格の高騰,円安などの状況を考えると先行き心配な状況です。我々の業界は技術開発が凄く付加価値の高い製品を作られている会社ばかりですが,その割に業績が伴わない。今後は我々自身でマーケットを開拓する努力が必要です。一社で出来ることは限られているので組合員や異業種などとの連携で力をつけてモノづくりを支えられる組合にして行きたい。」と挨拶した。
その後来賓を代表し経済産業省 永井 課長の祝辞に引き続き,有坂昌規 副理事長(ユシロ化学工業 代表取締役社長)の乾杯後,祝宴に入り五十君 平太 監事(共英油化 代表取締役社長)の中締めで盛況に終了した。(’24 6/12)