日本エネルギー学会(会長・齋藤 公児 氏)は,2022年8月3日(水)に学士会館(東京都千代田区)とオンラインで創立100周年記念式典を開催した。
当日は100周年記念論文として一般部門,中学生・高校生部門,大学生・大学院生部門にて選考,各々最優秀賞,優秀賞に選ばれた方々への表彰式や来賓挨拶,記念講演,パネル討論会などが行われた。
日本エネルギー学会は,産・学・官の連携のもと,「エネルギーに関する科学および技術の進歩発展を図り,産業経済の発展や国民生活の向上に寄与する」ことを目的に,研究・事業成果や最新情報の発信と共に教育を主な活動としている。2022年7月22日に創立100周年を迎えたことから「2050年カーボンニュートラルに向けたエネルギー・環境問題の解決への貢献」を統一テーマに様々なイベントを開催している。
齋藤 会長は,エネルギーに関連する各分野において,同学会は専門的かつ幅広い情報,人脈を有することから,「環境の時代における化石資源と再生可能エネルギーのそれぞれの役割とそれを支える技術に関する情報発信が大切。今後は更に,学と官と産,それぞれの強みを活かした産官学連携の強化を進めると共に,他分野の学協会も含め連携を一層強めた幅広い活動を展開したい」と語った。(’22 8/24)