出光興産は,2017年3月2日に東京,翌3日に大阪で「第40回熱処理研究会」を開催し,東京は132名,大阪は159名が参加した。
同研究会は,生産性の向上や環境改善に結びつく熱処理技術の最新情報の提供と意見交換の場として1976年から開催されており,最近ではインドネシアやタイなど海外でも開催している。
日本のモノづくり技術を発展させ,世界で競争していくためには,さらなる生産性の向上,高品質化,低コスト化が必要であることから設備や工法など各分野の第一線で活躍する講師を招いている。40回目となる今回は「熱処理分野の最新技術動向」をテーマに,加賀 真城 氏(高砂工業)が「最新式真空浸炭焼入れ装置」,奥宮 正洋 氏(豊田工業大学)が「表面硬化熱処理プロセスにおける新しい取組み」,井出 千明 氏(富士電子工業)が「最新の誘導加熱用電源の進化と高周波熱処理への応用」についての講演を行った後,本間 立樹 氏(出光興産)から「歪ばらつき低減油の各種性能評価」と題した講演が行われ,質疑応答が行われた。(’17 3/22)
関西潤滑懇談会,創立70周年記念総会・特別講演が開催される
関西潤滑懇談会は1955年10月潤滑技術の向上を目的に,関西地区の学界,業界の研究者により発足。2025年に創立70周年を迎え,2025年11月14日(金)関西大学 梅田サテライトキャンパス(大阪市北区)にて「関西潤滑懇談会 創立70周年記念 総会・特別講演」を開催した。








