2017年11月8日

トライボコーティング・ドライコーティング合同技術研究会開催される

アーステック
共催セミナー
トライボコーティング技術研究会(会長:大森 整 氏,理化学研究所)とドライコーティング研究会(事務局:近畿高エネルギー加工技術研究所)は,2017年10月18日(水)に板橋区立文化会館(東京都板橋区)で合同研究会を開催した。 今回のシンポジウムの基調講演は,ノーベル物理学賞を受賞された中村 修二 氏を招き,「人体に優しい,紫色LEDを使った,太陽光に近い白色LEDの応用と将来の光源」というテーマで講演を行った。白色LEDを夜の照明に使用すると健康障害を起こすことがあると指摘されている。人類や植物に最も優しい光が太陽光であり,その太陽光に一番近い白色LEDの応用と将来について最新の研究内容の説明があった。基調講演に続き,マイクロセッション,オンデマンドセッションでは,以下のテーマの最新の研究開発や実用事例の紹介などの講演を行った。
  • 基調講演
    • 「人体に優しい,紫色LEDを使った,太陽光に近い白色LEDの応用と将来の光源」 中村 修二 氏(カリフォルニア大学サンタバーバラ校)
  • 第一部:マイクロセッション
    • 「微細加工関連の最新研究動向」 大森 整 氏(理化学研究所)
    • 「イオンショットテクノロジー:光学材料のナノ精度研削とステンレス系金型材のダイレクトカットへの応用」 加藤 照子 氏(理化学研究所)
  • 第二部:オンデマンドセッション
    • 「微細構造を用いた光学フィルムによる光機能制御」 林部 和弥 氏(デクセリアルズ)
    • 「最新ホットスタンプ・アルミ成形金型向けDLC系薄膜について」 福井 茂雄 氏(日本エリコンバルザース)  (’17 11/8)

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