国際資源価格の指標を提供するアーガス・メディアは2017年11月10日(金)都内で「米輸出の急増―国際原油市場に新たな革命―」と題し,米国原油の今に焦点を当てたフォーラムを開催した。
アーガス・メディア・グループは国際石油市場における価格および需給動向を専門とする調査会社として1970年に発足,世界主要約30都市に専門アナリストを配置し,天然ガス,LPガス,石炭,電力,排出権から石油化学,化学肥料,金属レアアース市場に及ぶ調査分析を提供している。
当日は原油国内市場の取引構造や価格決定メカニズム提案を専門とするAlejandro Barbajosa 氏,Jeff Kralowetz 氏,日本支局代表の三田 真己 氏が講演,「競争力のある原油を早く手に入れることが重要。2016年の解禁以来,米国原油の国際流通量がアジア太平洋向けを中心に日量100万バレル規模にまで急増。米国では輸送コスト削減に向けたインフラ整備をしている。米国産原油が世界全体の原油相場を決める指標となりうる。」と米国原油が今後の国際原油市場に与える影響を説明した。(’17 12/6)
スペシャリティ・ケミカルズ専門商社のボド・メラー・ケミー社が日本法人を設立
高性能接着剤,熱硬化プラスチックや潤滑剤,コーティング剤などスペシャリティ・ケミカルズ専門商社大手のボド・メラー・ケミー社(Bodo Möller Chemie GmbH・ドイツ)は2024年10月28日,都内で日本法人ボド・メラー・ケミー・ジャパンを設立したことを記者発表した。