経済産業省は,次世代ヘルスケア産業協議会健康投資ワーキンググループにおいて,「健康経営優良法人認定制度」を行っている。同制度は,地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みのもとに,特に優良な健康経営を実践している企業等の法人を顕彰するもの。健康経営に取り組む優良な法人を「見える化」することで,従業員や求職者,関係企業や金融機関などから「従業員の健康管理を経営的な視点で考え,戦略的に取り組んでいる法人」として社会的に評価を受けることができる環境を整備することを目的としている。
第2回目となる今回は,「健康経営優良法人2018~ホワイト500~」として「大規模法人部門」に出光興産,昭和シェル石油など541法人,「中小規模法人部門」に776法人が認定された。
出光興産は,心身ともに健康で活き活きと働くための取り組みを「経営上の課題」と位置づけ,従業員の自律的な健康管理をサポートし,活力ある環境づくりを目的に「健康管理の徹底」,「メンタルヘルス対策」,「健康増進企画」の3つを健康重点方針とし,人事部健康推進グループにて活動しており,2年連続で認定された。
昭和シェル石油は,従業員の健康増進は企業の持続的成長に不可欠な項目であると認識して,定期健康診断に法定外項目とがん検診を追加し,早期治療や生活改善を個別に促すなど,健康意識を高める活動を積極的に行っている。(’18 3/7)
スペシャリティ・ケミカルズ専門商社のボド・メラー・ケミー社が日本法人を設立
高性能接着剤,熱硬化プラスチックや潤滑剤,コーティング剤などスペシャリティ・ケミカルズ専門商社大手のボド・メラー・ケミー社(Bodo Möller Chemie GmbH・ドイツ)は2024年10月28日,都内で日本法人ボド・メラー・ケミー・ジャパンを設立したことを記者発表した。