DMG森精機は,研究開発,およびアメリカ北東部の販売・サービスの新たな拠点として,マサチューセッツ州サマービルにDMG MORI Bostonをグランドオープンした。現地時間2022年4月12日(火)に開所式を行い,サマービル市長 Katjana Ballantyne 氏,同社が資本・業務提携しているTulip Interfaces共同創業者のCEO Natan Linder 氏とCTO Rony Kubat 氏,同社取締役社長 森 雅彦 氏,DMG MORI USA 社長 太田 圭一 氏によるテープカットを行った。
DMG MORI Bostonは,アメリカ北東部のBoston近郊に位置する。この地域には,医療や航空宇宙,ハイテク関連企業が拠点を構え,マサチューセッツ工科大学やウェントワース工科大学などの技術系大学にも近く,シカゴやデービスの拠点と同様に,同社が注力する自動化とデジタル化の研究開発において重要な役割を果たす。特に,同じ建屋にTulip Interfacesの本社とショールームが入ることから,Tulip Interfacesと密接に連携することで,デジタル化で製造現場の改善を支援する「TULIP」を活用して,実践的な方法で工程のデジタル化をさらに推進し,製造現場の課題解決を支援していく。(’22 6/1)