2018年4月11日

エボニック,航空機素材向け大型PMMAシートの製造を開始

アーステック

 エボニック インダストリーズは2017年末,航空機素材向けのPLEXIGLASストレッチシート及び研磨加工の最先端プラントの操業をドイツ・ヴァイターシュタットで開始した。現在,長さ5.4m,幅3.7mの世界最大のポリメチルメタクリレート樹脂(PMMA)製シートを生産している。PMMAストレッチシートは,PMMAキャストシートと比較して,耐衝撃性,耐薬品性に優れているため,航空機産業の極めて厳格な条件を満たす最適の素材で,全く新しいデザインの航空機の開発を可能にする。
 航空機向けストレッチ素材市場は健全な成長を遂げている一方,サプライヤーの供給能力に限界があるのが特徴で,同社は新設のプラントにより航空機業界にPMMAキャストシート及びストレッチシートを完全提供できるサプライヤーとしての地位を確立するとしている。(’18 4/11)

Related Posts

「8th TTRF-TAIHO International Symposium on Automotive Tribology 2025」開催される

「8th TTRF-TAIHO International Symposium on Automotive Tribology 2025」開催される

大豊工業トライボロジー研究財団(TAIHO KOGYO TRIBOLOGY RESEACH FOUDATION:TTRF)と大豊工業は共催で「8th TTRF-TAIHO International Symposium on Automotive Tribology 2025」を2025年4月16日(水),ウインク愛知(名古屋市中村区)で開催,トライボロジーに関連する大学・研究機関や自動車関連企業のエンジニア174名が参加した。

Share This