ドイツの特殊化学品メーカー,ランクセス(LANXESS)は,ドイツ・リップシュタットに拠点を置く独ヘラー社(HELLA KGaA Hueck & Co.)と共同で,新素材「ポカン(R)(Pocan(R)) AF4130」を開発した。バッテリーマネジメントユニット(BMU)やセルモニタユニット(CMU)向けの筐体素材として使用される。同素材は,ポリブチレンテレフタレート(PBT)とアクリル酸エステル スチレン アクリロニトリル(ASA)の混合物であり,ガラス繊維30%含有のハロゲン系難燃性パッケージとなっている。注目すべきメリットは,卓越した低反り性,低収縮性,そして高い難燃性で,自動車バッテリーシステムの精密部品用途への使用が可能。同素材の日本での発売は,2018年4月1日より開始している。(’18 4/18)
KISTEC,2024年度トライボロジー技術フォーラム開催される
神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC)は2024年12月13日(金),「2024年度トライボロジー技術フォーラム~低炭素社会の実現に向けた摩擦低減システムの開発~」をリアル会場(KISTEC所内,神奈川県海老名市)およびオンライン(Zoom)のハイブリッド形式で開催した。