出光興産は,2018年度「知財功労賞」において,知的財産権制度活用優良企業等表彰として「特許庁長官表彰」を受賞した。同賞は経済産業省特許庁において知的財産権制度の発展等に貢献した個人及び企業等を表彰する制度。
同社は,幅広い事業分野において,各事業の特性や戦略に合わせて柔軟に体制を組み替えて効率的に課題解決を図る「ユニット体制」を導入し,ユニットごとに知的財産活動を行うほか,事業部・研究所・知財部による「知財戦略会議」で知的財産活動計画を策定し,実行していること,燃料油分野では,クロスライセンス契約を締結し,双方が相手方の特許を利用可能とすることによるコスト削減等の競争力強化を図っていること,潤滑油分野では,冷凍機油等についてグローバルな特許網を構築し,事業に貢献していること,などが評価された。(’18 5/9)
出光興産,CO₂を固定化した合成炭酸カルシウム材を配合したアスファルト舗装施工を実施
出光興産と日本道路は,排ガス中のCO₂を固定化した合成炭酸カルシウム「カルカーボ®」を配合するアスファルト舗装の実証施工を,国内の一般道路(茨城県鹿嶋市の市道)で初めて行った。