安川電機は,様々なものづくりの現場で発生するビッグデータを,同社のサーボ・インバータ,ロボットを中心とした製品を介して集めることができる強みを生かし,データの収集・視える化,蓄積・解析を一括して行うことができるソフトウェアツール「YASKAWA Cockpit(以下,YCP)」の提供を開始した。
同製品は,同社が「2025年ビジョン」に掲げる「新たな産業自動化革命の実現」に向け,2017年10月に提唱されたソリューションコンセプト「i3
-Mechatronics(アイキューブ メカトロニクス)」の中核となるツールであり,生産現場の設備や装置をYCPに接続することにより,必要なデータを収集・蓄積し一元管理することができるようになる。
また,同製品を上位システムと連携することにより,生産現場の稼働データから発生している問題の要因特定や各工程における不良の分析などにAI技術を活用し,生産管理へのフィードバックが可能となる。さらにユーザーが必要とする機能をアドオンできる仕組みをサポートしており,同社が提供する機能だけでなく,ユーザーの持つノウハウや経験を生かしてアプリケーションを作成し,同製品に追加することができることから,様々なニーズに沿った柔軟なソリューション構築が可能となる。(’18 6/20)
「Sea Japan 2024」が開催される
日本最大級の国際海事展「Sea Japan 2024」(主催:インフォーマ マーケッツ ジャパン)と,併設展「Offshore & Port Tech 2024 in Sea Japan(オフショア・港湾技術展)が2024年4月10日(水)~12日(金)の3日間,東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された。