新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は,NEDOプロジェクトの開発成果がコア技術として活用された製品・プロセスなどを「NEDOインサイド製品」と定義しており,各製品について,売上やCO2排出量削減効果,一次エネルギー削減効果を算出し,中長期的な効果を把握している。「コア技術」とは,研究開発段階であった技術のうち,NEDOプロジェクトが契機となり実用化に至った技術で,当該技術がなければ製品やプロセスが成り立たないものを指す。
NEDOインサイド製品は,2017年度までに累積115製品が選定されており,投入額は7,200億円。市場導入から2016年度までの累積売上実績は52兆4,827億円。うち,太陽光発電が17兆9,431億円,コンピューティングが15兆4,916億円,電子デバイス(製造・材料含む)が4兆1,873億円,ヒートポンプ・熱源システムが3兆8,515億円となっている。CO2排出量削減効果は,2016年度で4,792万t。一次エネルギー削減効果は,2016年度で原油換算294万kLとなっている。(’18 6/27)
KISTEC,2024年度トライボロジー技術フォーラム開催される
神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC)は2024年12月13日(金),「2024年度トライボロジー技術フォーラム~低炭素社会の実現に向けた摩擦低減システムの開発~」をリアル会場(KISTEC所内,神奈川県海老名市)およびオンライン(Zoom)のハイブリッド形式で開催した。